9月14日、中国国務院新聞弁公室は、2024年8月の国民経済運行状況に関する記者会見を開催しました。7月と8月のデータによると、工業生産高の成長率および固定資産投資の成長率がいずれも鈍化しました。これについて、国家統計局の報道官であり、チーフエコノミスト兼国民経済総合統計司司長である劉愛華氏は、全体的に見ると、極端な天候の影響を受けて投資累計成長率が低下したものの、現在の投資には量の増加と質の向上という特徴が見られると述べました。
劉氏は、7月と8月の工業生産活動は、猛暑や豪雨・洪水などの異常気象の影響を一定程度受けたと指摘しました。また、一部の業界は市場需要の不足にも影響されたとしています。これらの要因が重なり、7月と8月の規模以上の工業生産高の前年比成長率は鈍化しましたが、2か月間の月次成長率は引き続き速いペースで推移し、累計成長率は安定しています。
投資についても同様に、極端な天候により、いくつかの地域で工事の進行が影響を受け、一部で投資が鈍化しました。しかし、全体としては、投資活動は依然として規模の拡大と構造の最適化という発展傾向を維持しています。
劉氏は、1月から8月までの固定資産投資は前年比3.4%増加し、8月単月の月次成長率も引き続きプラスを維持していることを説明しました。また、いくつかの構造的データから見ると、現在の投資運営にはいくつかの顕著な特徴が見られると述べました。